2024.11.07
こんにちは!ちあふるスクール樟葉西です!
今回は視覚支援をすることで、お子さんの立体についての理解を深めることができたことを紹介したいと思います。
ちあふるスクールで大人気の課題の一つに3D作成があります。
3Dで作成した物は3Dプリンターで印刷して、色塗りしてキーホルダーにしたり、様々な工夫をした後、家に持ち帰ることができます。
空間認知を養うことのできる3Dソフトですが、唯一分かりづらいことがあります。
それは3D作品の実際のサイズです。
以前は作品が完成するとお子さんと一緒に定規を使ったり、手で大きさを確認したりしていました。
サイズ確認に時間がかかるお子さんもいました。
サイズが確認でき次第、作品は印刷されます。
3Dソフトは数字でサイズを確認できますが、ズームすると大きくなり、ズームアウトすると小さくなる為、パソコンの中の大きさが自由に変化してしまうことが分かりにくい原因でした。
そこで、手に取って大きさが分かるように10種類のサイズを3Dで印刷してみました。サイズが手に取って分かる為サイズキューブと名付けられました!各キューブごとに1センチずつ増えていき、一番大きいサイズで10センチになります。
小さい作品や大きな作品を作りたいお子さんにちょうどよく「これがあるから分かりやすいわ!」とお子さんたちから好評をいただいています。
サイズキューブはよく使われており「1センチくらい小さいのがいいと思ってたけど、1センチはさすがに小さいな。2センチにしよう。」とキューブを見て2センチの大きさを手に取り、色々な角度から見てサイズを決定している
画像はサイズキューブを使い、お子さんの想像する大きさに実際に印刷した作品です。
「10センチみたいに大きいのはいらないから、6センチぐらいでいいかな。」と話すお子さんもいて、10センチのサイズキューブから6センチがどれぐらいになるか予測して話していました。
実際に手に取って確かめると「6センチが大体これくらいって分かった。」と話していました。
視覚的にサイズが分かることで、お子さんの理解をサポートできることが多いと、指導員も実感することができました。
とても便利なサイズキューブで、パソコン内の3Dを実寸大のサイズに近づけ印刷することができています。
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